だって、がんになってんもん!

 

こんにちは
サンです。

どうしよう・・・がんになっちゃったよ・・・

ひとによっては人生が一遍に変わる出来事となりますよね。
最初は放心状態で現実に受け止めるまでに時間がかかる。
我と返った時には、悲しみと怒りが交わる。
そんな時間を過ごした経験は、罹患者なら分かっていただけるかと思います。

医療の発展・技術には患者私たちにとっては気を楽にする要素があると思います。
現在のがん治療には3大治療として、手術・放射線・化学治療といったものが主流ですが、この先、この3大治療が変わってくるかもしれません。
乳がんの場合、胸を失う事もなく、切ることもなく、形を残したままがん細胞を除去できる時代が来るのであれば、今の治療が底辺なのであれば、今ある悲しみはなくなるのだろうか?

人間のカラダと言うのは、悪くなることもあれば良くなることもある。
逃れることが出来ない遺伝子があったとしても、悪くするのも良くするのも自分次第なのでしょうか?

それとも運なのでしょうか?

これを運任せにするには悲しすぎるがんの罹患。
だからと言って自分を責めるのもまた悲しすぎる。

がんになった・・・
それだけの事だと捉えたらどうなんだろうか?
私が罹患した最初に感じた思いは、今まで走っていたレールから、隣のレールに変わっただけよねって捉えてました。

食事がそうさせただの
習慣がそうさせただの
色々言われるがんだけど、そう言葉にするのは簡単でいてだからと言って治せはしない。

治す事ばかりに焦点を当てるとそれも苦しくなりそうな気がする。

あれもした
これもした
なのに・・・って時はがんからの出口があるのか分からない苦しみがある。

そんな苦しい時って大抵一人で苦しんでいるよね。
なんでだろうね、苦しい時ほど一人に感じる。

だけど、
助けの形はさまざまあって、思いやるしぐさだとか、導いてくれる友人や家族、見渡せば目が合う人が居るんじゃないかな?

それでも罹患者は独りで対処しようと思ってたり
弱みなのか何なのかを見せるのを恐れて、無理に強がったりしたりして・・・

実際、誰でも一人で世の中を渡っていける力は持ってるんだろうけど・・・

それでも、友人・家族・支援者などの仲間がいるほうがいい!
自分のこころにゆとりが出来て、そのゆとりが自分を潤すんですからね。
がんになったってゆとりがある方が絶対にいい!

自分の気持ちに正直に。
想いのままを口に出してみては?
私には、それが癌の特権なんじゃないかと思っています。
決して一人ではないですからね。
側にぜったい誰かがいます・・・。